WBCは盛り上がりましたね。
侍JAPAN天晴れでございます…!!!
職場で(ネット速報を更新しつつ)ひっそりと大盛り上がりでした。(仕事してください)


というわけで、マルグリットラストスパートに向けてしばしの間休息期間に入ります。
観られるものなら毎日観たいのですが、やはり金銭的にも体力的にも厳しいものがありまして、26日のソワレまでお預けです。
すでに禁断症状がでてるんですけどね〜。



以前、マルグリットをマラケシュみたい…と書いたことがありました。
(その後某所でオギー作品みたいと書かれていて、あらら私だけじゃなかったのね、なんて思ったりして)
そのことで感じたことをほんの少しだけ。




マルグリットが死んでいく場面。
「チャイナドールは救われた」というマルグリットの歌声を聴きながら
いつも考えることがあります。




本当に それで 救われたの?


本当に 幸せだったの?



こんなに辛い目にあっても



こんなにも酷い仕打ちを受けても


愛する人に誤解されても



それでも愛する人の為に出来ることをしたマルグリット


もしかしたらアルマンは間に合わなかったかもしれないのに


本当に「来てくれるって信じ」られたの?と。



光の中に吸い込まれるように溶けていくマルグリットのシルエットに

砂漠の中で光を浴びたリュドヴィークの微笑みが思い出されて。



貴女の人生はそれで幸せだった?


多分。


幸せだったのだと思うから。


なおのこと胸が痛い。




ベッドの中、アルマンの腕の中で幸せそうに微笑むマルグリット。

ほんの束の間の2人の出会いが幸せであればあるほどに
その日々が眩しく輝くほどに


最後のアルマンの後悔がより一層哀しくて苦しくて

マルグリットのアルマンへの愛が胸につきささる。



どんな思いでオットー暗殺の為にピエロやルシアンに情報を流したのだろう?




アルマンには自分のしている行動も思いも伝わらないことを知りながら




それでもアルマンの為に。




愛する人の為に。




だから、パリが解放されて


アネットが解放されて





ようやく真実を打ち明けるルシアンを見て涙が落ちる。



ルシアンの後悔がわかるからどうしようもなく悲しくなる。

ルシアンを責められない。


ピエロも責めることなんてできない。





そして生きる為にマルグリットに手のひらを返していくパリの民衆さえ

誰も責めることはできないと思うから。