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マラケシュみたい。
余白がたくさんあって、観劇してもし足りなくて
でも観劇を詰め込みすぎると妄想で補完する時間が足りなくて。
ぼんやりとマルグリットの台詞を思い出しながら
WE版のCDを聴いて
久々に脳みそ掻き回されてます。
深い、深すぎる…
そして謎が多すぎる…
なんでしょう、単純明快な舞台も大好きなんですが(ミーマイとか)
肝心なところを明快に処理せずに匂わせて、観客に想像させる舞台ってものすごく惹きつけられます。
本で言ったらまさに行間。
今、妄想(妄想って言うな!)しながら行間を埋める作業をしてるんですけど…
うまくまとまらずにこのまま日生初日を迎えてしまいそうな予感がします。(項垂)
チャイナドールはオルゴール人形。
そこに佇んで踊るだけ。
そこからは自らの意思では動けなくて。
誰かが助けてくれるのを
誰かが連れ去ってくれるのをただずっと待ってた。
愛した人を追いかけることなんて出来なかったんだよね。
マルグリットはただ戦争の起きた時代に弄ばれて踊らされて。
ただ救われる日が来るのを待つだけ。
それが最期の刻だったとしても。