でも私は全ツ観れませんでした(号泣)
フェルゼンの歌声に癒されたかった。
アクアなゆみこに包まれたかった…!!!!!


しかしながら、私は大阪の春野さんのトークショーを選んでしまったので、療養中の身として前日のサバキ待ちも厳しく…。ゆみこ…(涙)


オサさんのトークショーは、東京の時と内容に変化はさほどありません。
ただ紡ぐ言葉が若干深みを増したというか、それは東京でファンの人達の顔を見て、そしてその2週間の間に伝えたい言葉に表現力が増したかのようでもあって。

オサさんへの質問自体は東京會舘トークであった話題への質問などつっこんだ内容のものも多かったです。

白のパンツスーツ、インナーは胸元の開けっぷりは若干控え気味の白Tシャツ&シースルーのベージュを重ねていて、そしてやはりベージュのピンヒールパンプスを履いてました。左耳に髪の毛をかけているのに右耳の方はサイドの髪が耳の前に垂れていて、つっこみどころ満載で可愛いのも相変わらず。
髪は伸ばして欲しいなーって(セリーヌの動画を見てさらに強く思った)思っていたのですが、東でも西でもあんまりそういう風潮ではないらしく。
私の周りだけなのでしょうか?オサさんに髪を伸ばして欲しい!ってほぼ満場一致の勢いで話してるんですが(苦笑)


自分と近いなーって思った役が光源氏、には爆笑させていただきました。
だって端から見てて、春野寿美礼光源氏ソノモノ、生まれ変わりじゃ?って思ってたもので。
誤解されやすいというか、ちょっとした好意の行為(※ダジャレです)をする度にあっちで嫉妬されこっちで嫉妬され………ていたそうな。
ファンも同じなのでしょうね。あっちが、こっちの方がいやいや自分が(笑)って。本当に罪な人です。

あさきの記者発表の時に女性記者から「光源氏は女の敵」って言われたそうですが、自分は内心「えっ私は光源氏の気持ちわかるのに」って思ったそうで。ま、そうとは言えなかったみたいですが(プレシャスでの会見でも「光源氏に似てるのでは?」みたいな記者コメントがあったような)
そして、例に漏れず、私自身もそんな「女の敵=光源氏」に惹かれる女達の気持ちが痛いくらいに良く分かる人間です。末摘花でいい、ふとした時、愛じゃなくてもいい、気にかけて貰えるのであればそれだけで充分なのです。

たくさんの人を愛して、幸せにしてくれる人。
その一つ一つは全て本物で、偽物なんかじゃない。


アヴェマリアを歌ったのは1月下旬だったそう。
星組観劇の前だったのかな?
宝塚のスタッフではない初めての人達に挨拶する時に、本名の自分に戻るって退団記者会見で言ったのに今はなんて名乗ればよいのだろう?って思ったそうです。

歌は何テイクも録ったそうですが、歌えば歌うほど、もっと自分が表現できるものがあるんじゃないか、もっと自分は「歌える」んじゃないかって感じてしまったとか。
それでも時間切れ(これは竹下さんツッコミ)で「もう良いのが録れたので、これでOKです」と終わりになって、「悔い」とは少し違うけれど何かが残ったみたいです。
ただ、本名の自分に戻って芸能活動はしないと宣言した手前、自分が今更歌いたいと言ったらどうなんだろう?

その度に思い出すのは「おささーん」「ありがとうー」「おめでとうー」と退団パレードで声をかけてくれたファンの人たちの一人一人の顔だった、と。
これだけ強い絆で結ばれてきた「相思相愛」のファンの人達とおささん自身と。
この絆をここで断ち切ってしまっていいのか?


自問自答の日々だったそうです。





私もずっとずっと幸せだから幸せをいっぱい貰ったからいくらでも待てると思ってました。3年でも5年でも10年でも。(でも音楽の神様的には1年かな?とは思ってたんですが)


ただいつ戻るかわからないのを待ち続けるのは正直、辛かったんだなって今になって思います。
目の前にある問題も片付けられず、ただ積みあがっていく困難の前でずっと足踏みをしていたら、今まで見えていたはずの光が全く見えなくなりました。
その困難をぶち壊してさらにめちゃめちゃにする勇気もなくて、私は病気になってしまったんですよ(笑)




オサさんの紡いだメロディにオサさんが紡いだ詩。
オサさんが歌いたいと思った歌。



オサさんの歌に早く触れたい。感じたい。



これほど効く薬はきっとどこにも売ってないって、思います。