東京宝塚劇場に足を踏み入れるのは、12月24日以来。
2階ロビーのトイレ前のVISA看板がキムちゃんに変わっているのも見てきました。
VISAサイトで写真は見ているので、違和感を感じることもなく、ただやはり遠目で見るだけで胸がいっぱいになりそうだったので、早々に退散。淋しさを感じてしまうのは仕方のないことでしょうか。

さて、エルアルコン。
大劇場初日明けて1週間くらいに観劇して以来、ですが…


初見ではコメント不能だった芝居もショーもぐっと締まったモノに感じました。音楽とかテンポとかが感覚として残っているからでしょうね。台詞もすっと理解できる言葉として耳に馴染んでいくし、とうこさんの歌声が耳に優しくて、心に優しく沁みこんできて。そして2週間前にそこに立っていた春野さんのこと思い出してしまってつい涙腺が緩んでしまったのは内緒の話です。


前々日にスカステでとうこさんと春野さんのトークを見てしまったからか、舞台を見ながらついとうこさんの小さくて細い肩に乗ったトップの重圧や苦悩を見てしまってる自分がいました。いや、そんな見方をしたら邪道なのは重々承知してるのですが、この間の公演中に春野さんが日に日に解放されていったのを見てきたから、余計に…


とうこさん頑張れ、とエールを送りながら

とうこさんの優しい歌声に涙止まらず。


そしてショーのとうあすデュエットダンスの満ち足りた優しい笑顔のデュエットダンスに涙腺決壊です。(待って待って待たされた後の怒涛のデュエットダンス3連発は有り難味倍増)



宝塚は一つ、とは春野寿美礼さんのファントム千秋楽でのお言葉ですが、本当に良く言ったもので、春野さんがいない宝塚もちゃんと楽しんで観劇できるし、愛し続ける自信も持てました。


でも悲しいかな、よりいっそう春野さんがいない淋しさが身に凍みてしまったのも事実で(笑)
今のうちはその淋しさに身を委ねるのもいいかな、なんて思ったりしてます。



その為にもとうこさんにはまだまだ卒業して貰っては困るなー、と思った次第です。(自己中)いや、あの歌声は宝塚の宝ですよ。