こうして一つ一つイベントが終わり、残された時間が過ぎ去っていくというのに、感じた思いを言葉にするには時間が経つのが余りにも早すぎて




今は少しずつ実感を伴ってきたのか、全てに終わりを告げる刻が明け始めたのだと、胸がきしきしと痛むのです。




袴姿を見るのが怖くて、しっかり見るのが怖くて体が震えて涙でその姿はぼやけてしまったけれど、今こうして映像で見る春野寿美礼は客席の思いを淋しさをしっかりと受け止めて優しく穏やかに晴れやかに微笑んでいたから




貴女がたくさんの愛に包まれて幸せそうに微笑んでいるから



祝福してあげたいと心から思えた。
だから笑顔で見送ることが出来たのに。



それなのに今一人淋しさに押し潰されそうなのは何故だろう。