東京に帰るとまだ蝉がわんわんと鳴いていたのですが、日が落ちると冷たい秋の風が窓から吹き込んできます。そういえば新幹線の窓から眺めた空はもうすっかり高く秋めいていました。


なんとなく物思いに耽りたい、昨日の夢の余韻にまだ浸っていたい、そんな風に感じる長い夜です。(と思ったら朝でしたが)(眠い)



録画しておいたスカイステージを観ると…15時半公演の録画が流れていました(爆)
私はてっきりLIVEだと思いこんでいたのですが生中継は東京のOGさんと星宙合同イベントの方だったのですね〜。

生で見たものはやはり映像になると微妙感が拭えませんね。
今回は特に歌声がまだ耳の奥に鮮明に残っているのにも関わらず、映像ではテレビサイズに小さく纏まって聞えてしまったのが残念でなりません。
さらにクンバンチェロで明らかに春野さんの腰あたりにカメラがぶれていたのも(編集済みじゃないのか)(中継映像そのまま放送したのか)笑えました。
微妙にカメラ切り替えのタイミングがずれてましたしね!(笑顔)



販売映像では
「あさこぉーーーーーーーー(略)(どんだけ伸ばす)ーーーーーーーーー!!!」
「まさちゃぁーーーーーーーーーん!!!」
が残るわけですね。

トウコ雷神様の「どんがらがっしゃーん」も。


今年のTCAスペシャルはDVDも買いますね。
いや、本当にチケット代では散財したのですが、本当に観てよかった。と心底思いました。


実際、本当に春野さんの卒業を意識して作られていて、第1部の幕開き大階段板付きから、花組コーナーでの春野さんと組子との絡み、そして(持ち歌・笑)パリパナム。寿美礼の花咲く頃(違)
第2部のOSAASA…多分演出の先生も本当は何かさせたかったのだと思うのですが、如何せんあさちゃんが公演中。春野さんも退団公演の稽古や世界陸上もあって時間が取れなかったのもあるでしょう。でもOSAASAは外せず「銀橋でまったりぐだぐだラブラブトーク

そして同期のとうこちゃんとの歌のセッション。歌手同士、(残りのあさちゃんと水さんがダンサーだったのも本当に偶然というか…宿命というか)でも歌手とか歌が上手とかそういうレベルにおさまらない、この上ない贅沢な組み合わせ。圧巻、極上、至福、歓喜、言葉にするとどれも陳腐に感じてしまうくらいのひとときでした。

そして、トップ4人の歌も本当に素晴らしくて水さんの最後のダンスも良かったし、とうこちゃんのシークレットハンター主題歌も大好きな歌で、とうこちゃんの良さが出たメロディラインと歌詞だと思うからすごく嬉しかっですね。
あさこちゃんのEL VIENTOもあさちゃんの為に作られた曲。メロディラインが瀬奈さんのかっこよさと内に秘められた激しさ、熱さを存分にひきだしていて、初めて聞いた歌なのに、グッと惹きつけられました。
そしてトリを務めるのはetudeのお衣裳に包まれた春野さん。大階段にかかる淡いピンクのヴェールが花嫁さんのようで美しかったです。
Where in The Worldも最後のフレーズの歌声の伸びが…さらに磨きがかかっていて、この退団時期の1年でこんなにも成長し続ける器の大きさに感動しました。


この持ち歌披露も退団発表した春野さんだけほんの少し特別扱いがあって、1人だけセンターで歌い終わっていたんですよね。そしてOSAASAコーナーまであって、トップ4人平等である中で5年分のキャリアを考慮してもらったというか最後のTCAスペシャルだからというか…
とにかくその小さな配慮、演出の一つ一つが胸に沁みて(オサトウの歌コラボでハート型のスポットがあったり)春野さんを包む周り人たちの優しさ温かさを肌で感じてそれが本当に幸せだったのです。