仕事柄、電話で人と話すことが多いのですが、客先の名前が全然聞き取れず、3回復唱して3回訂正されるという失態をおかしました。(苦笑)

私の耳が遠いのも電話が遠いのも理由の一つかもしれませんが、その人が最終的に「ごめんねっ滑舌悪くて」と自嘲とも嫌味ともとれる言葉を吐いたのを聞き、ある思いが胸を過ぎりました。

話す相手の顔も表情も見えないのだから、自分は人に伝える意識を持って言葉を発さなければいけない、と。
そしていつも聞いている(春野さんの)声の偉力を思い知ったのです。


あの人の声が胸に響くのはあの人が他者に伝えようとしているからなのだと。
あの人の声を聞こうとする私達がいるからなのだと。
そしてあの人の声が温かいのはあの人とあの人の周りの人達の温かさに触れているからなのだと。



というわけで、TCAスペシャルもいよいよ開幕です。
ものすごく楽しみなのにはやく春野さんの舞台が見たいのに、始まって欲しくない。終わって欲しくはないから…というジレンマにかられています。



…明日飛行機飛びますように(祈)