たった今帰り着きました。同士の皆様お疲れ様でした…。

初日から3回観劇、本当に夢を見るような心地で帰ってきました…いやくるはずだったのです…が!
帰りにこんなオチがつこうとは思いもよらず…(笑)うっかりこんな時間(午前2時半)なので眠れなくなってしまいました。


いや、これ自体が長い夢の続きなのかもしれません。


で、あさきゆめみし初日からの感想を。


春野寿美礼…貴方は光源氏を演じるために生まれてきたのか…?いや、違う…きっと春野寿美礼こそが1000年の時を経て現代に生まれた光源氏その人なのではないかと(正気)



完。



…というかなんというか「何故宇宙?」「何故その衣裳なんだすだまっち」とか「専科投入の必要性の有無」とか「全部全部歌にすればいいってもんじゃないのよ」「彩音ちんにこんな難しい歌歌わせるなバカー」とか色々色々色々色々溢れるくらいあるのですが、もうゴールが決められたわけなのだから、もうそういう欠点とか欠陥を挙げ連ねるのはやめにして楽しもうよ、と思うわけです。
(ぶっちゃけ前作の時点で「芝居」として崩壊した作品だったではないですか)


春野さんの光君は…先にも書きましたが光君そのものでした。
滑らかで透き通るように白い肌、艶やかな唇、憂いを湛えて潤んだ黒い瞳
柔らかな物腰、匂い立つ色香。
重ねて華やか且つ艶やかな歌声……


……って美辞麗句書き連ねても言葉で表現できないくらいの美しさです。

息をするだけで指を動かすだけで、心の動きも全て春野さんが光源氏その人なので、舞台の上にかの人がいる、もうそれだけで大満足です。心が満たされ、夢の世界に酔いしれることができます。

愛を求めて彷徨い続けた彼の淋しさや弱さ、そして優しさ。

全てが愛しい。
彼に出会えたことが、ただ嬉しい。


えりたんの頭の中将は「華やか」そして「麗人」。
金髪が良く似合うというか西洋風なえりたんの顔立ちは春野さんの純和風さと対照的で、眩しいくらいに美しいのです。
そして、えりたんはブツ切れの物語の中、その限られた出番や台詞の中で頭の中将としてしっかりとした存在感で作品を締めていました。
その華やかさと頼もしさ次代を担っていく花組のスター達の輝きとして同時に頼もしくもありました。


ゆうちゃんの霊は春野さんの霊と全く違いました。春野スダマは源氏と共に寄り添い平安時代に溶け込んでいた人外の者。それに対し、ゆうちゃんスダマは宇宙からの使者…のよう。明らかに別次元に存在した人間臭い…宇宙人…(笑)さらにトートとルキーニ兼務(白目)。
パクリにも程があるぞー。
美味しい役だったスダマの役は出番が増えて歌も増えたのにしどころのない役になってました。が!ゆうちゃんはこんなとんでもないスダマを美しく美しく美しく(しつこいよ)熱演してました。お化粧がとっても美しかったです。目に星が3つくらい見えますから!
フィナーレはマヤミキさんが降臨されたのかと思うくらい素敵でした(笑)。

花組は安泰です。


と、ここまで書いてとりあえず寝ます〜。