オギーの舞台を観終わると必ず胸に何か引っ掛かってるものがあって、私はそれを夢の痕跡なんだと思っている。


言葉が纏まらない、ただ見ている最中にずっと何度も繰り返し思い浮かんだ言葉。

春野寿美礼のファンでよかった」

なんて幸せなんだろう。


そしてどうしてこんなにも幸せなのに胸が疼くんだろう。



幸せで胸がいっぱいなのにでも切なくて、涙で視界が滲む。


きっと幸せや喜びなんて永遠に続きはしないから
苦しみや悲しみがあるからこそ、その喜びが光のように暖かく輝くのだと思うから
だからそれはきっとこの幸せな時間が終わってしまうことが寂しかっただけ。


千秋楽。これで最後だからと思いっきり思うままに賑やかに楽しもうとうする。
この幸せな時間があと数時間で終わってしまう切なさも忘れるくらいに。



ザコンチネンタル忘れない懐かしい愛の歌を
過ぎた日のときめきを君と蘇らせよう



きっと忘れない。
いや、多分忘れてしまっても、思い出す。
何度も何度も繰り返して迎える時間の度に、デジャヴのように懐かしく蘇える記憶。