月組さんを見てきました。
天使の季節ばりの超駄作を想定していたのですが、(−不快)分だけ純粋に楽しむことが出来ました。嵐の日に倒れそうになる作りかけのエッフェル塔に大爆笑。
…ていうか、せめてしっかり止めてなかった鉄骨が取れかかってアワヤ大惨事…のところを救った…くらいの設定にしようよ〜植爺〜!
ゆーらゆら嵐に揺れてるエッフェル塔を血まみれになって支えてくれても…

せめてそのあと大風邪ひいて倒れたところをミミに介抱してもらう胸キュン場面くらいつくろーぜ!あんなにながったるいうえにおもしろくない(言っちゃった)プロローグはいらないので。(…ま、役が少なすぎて下級生の出演場面が捻出できないゆえか、仕方あるまい)


というわけで、なかなか面白かったです。
あさちゃんかっこよかったし。アサゆひがまた並ぶと見た目の頭身バランスが良くていいの。+きりあひになった瞬間おもちゃばこみたいにそれぞれの個性が際立つのも月組らしい。


そしてやたらJAZZYなショーでした(笑)。
先日の日記でも語りましたが、三木先生のアレンジがどうも身体に馴染みにくいみたい。知ってる曲が知らない曲に聞えるという………アレンジしすぎじゃー!!!!(爆)
春野さんがディナーショーで歌ったナンバーが中詰めで使われていたり、ソフト帽もいっぱい出てきて(※明智&TUXEDOで春野寿美礼ソフト帽を堪能しまくりです)、あさちゃんのソフト帽はオサアサ時代をうっかり思い出してしまったりして、うんうんコレコレ!懐かしいわーなんて惚れ惚れしていたのです。
で、他の男役さんのソフト帽もチェックしたりしたのだけど、完全なる花組被りしてるのはあさちゃんと園加だけでした。(ソフト帽の下から鼻先と唇しか見えない)この唇と顎のラインだけで男役が判別できること…マニア気味ファンへの第一歩を踏み入れるのにこれほど相応しい課題があるでしょうか?(おかげで出待ちのすっぴんでも顎と口さえ見えれば大抵の男役さんが判別できるようになるんですよ。スゲー!わんだほー!)それでもきりやんやゆーひさんは自分に似合う被り方を心得ていて、男役10年とはよく言ったものだよなーと感心したり。


今の初々しい下級生ちゃんたちが、近い将来オバチャンになった私のハートを釘付けにしてくれる日が来るのかなーと期待しておきます。
それにしても園加が活躍していたのですが、数々のダンスナンバーの中でふっと春野さんの風を匂わす瞬間があって、それがとても衝撃でした。園加はもともとダンサーですから、春野さんのダンスを匂わしちゃ不味いと不快になる方もいらっしゃるかもしれませんが(いやその言い分こそ春野さんに対して失礼じゃないか)。
反らせた首を戻す瞬間、ふわーっと。おお!!!!色香がふわーんと。


多分こんなことを感じるのは私が痛い痛い春野ファンだからだと思うのですが、春野さんの背中を見て育ってくれた下級生が今いる限り、ヅカファンはやめられないなーとぼんやりと思った日でもありました。(そして全組見る羽目になるのか…)