1週間が長いようで早い……
エリックに焦がれつつ、友達に借りた「ファントム」小説は全然読む時間も作れず
週末を迎えるのでありました。



さて、ここでまったく偏っているファントム見所を。

プロローグ
重厚な音と共に現れる美しい人影!
顔の疵も象徴的なものになっており、どこが醜いのかさっぱりわからない!(本気で)
でも醜い顔なんだ、と心の目で見ているつもりなのだが、
しなやかな指先、丁度良い具合に開いた唇、睫毛から零れる色香…
余りの美しさに毎回見惚れます。

で、オペラ座通り
初日観劇の際、春野さんと同様に彩音たんのど緊張にまーーーーーーーったく気付かなかった私です(爆)
だってかわゆいクリスがピンクのドレス着てセンターに立って、華やか〜であったかな花組っ子達に囲まれて
超眼福!だったんですもん。
さらに目に飛び込んできたみわまつ園加トリオの華やかさとかっこよさ、キャラ立てにオペラロックオンしてしまってね(笑)
彩音観てないってことじゃないか)(黙)

彩音を囲んで3兄弟が揺れてるところなんてもう絶品です。
花組バンザイ!!
と叫びながら走りたいくらい、にやにやしちゃう場面です。
彩音かわいーよーみわまつそのかかっこいーよーみわっち男前だよー絶対ナンパ野郎だよーでもステキだよー
(みわっちが好みらしい)(だって若キャリだし)
(セルジョの時もまりん@文化大臣に噛み付きそうなくらいに怒ってて激男前)(惚れる)


で、2枚目伯爵(ロンゲですよ!!)(キンパですよ!!)登場。
あのグレーのコート二都物語でゆみこが着てたなーとかついつい思ってしまう。
あのグレーのコート素敵。
隣で「もぉー!」って拗ねてるソレリ可愛い〜。
ソレリの周りでわらわらしてる3兄弟さらに可愛い〜〜。(惚)(蕩)


場面変わってオペラ座の地下。
退団する紫万さんのブケー。背後からエリックに腕を撫で上げられて逝ってしまいます(語弊有)

エリックの顔を見て驚いて動揺してエリックの手を振り払って転げ落ちて死んでしまうのだけど
エリックはこの時「どうして…?」って悲しそうな目をしていて(落涙)(可哀想過ぎる)
そこから階段駆け下りて銀橋で歌うんですが
この「駆け下りる」!!!間の悪さが『中村ぁぁぁぁ!!!!』て感じでトッテモイイですよ(爽)


で、オペラ座(パリの夜)
この場面の演出が変わってて良かったです。
オペラ座の人たちが歌ってるセンターを割って壁から登場エリック!には「?」マーク3コくらい飛びましたから。
あのぼんにゃりと後ろのバルコニー席から全てを見ているエリック。
しかも「パリは雨」と歌声で背後から被さっていくのが圧巻!

全てのアンサンブルを飲み込むかのように包み込み広がっていくエリックの歌声……。

すばらしいハーモニー!(大絶賛)(スタオベの勢いで)(笑)


そしてようやくキャリエールの登場!(長いわ…)
ゆみこかっこいいーーー!!!!!
でもなんかいじめられてて可哀想(落涙)(オペラ座の人達からは愛されまくってるようです)


キャリエールとエリックがねーもういいんですよ。
超仲良しというか信頼しきってるんです。エリックがキャリエールを。

まず、エリックがかけよってくるところ。可愛いすぎる…。
「新しい支配人は幽霊を信じるかなぁ?(わくわく)」→「そうか…(しょぼん)」
「じゃぁ僕も一緒に出て行くよ!(名案!)」→「でもそれはムリなんだよな…(しょぼん)(寂しげに笑うえりっく)」
そんな素直で無垢な表情をさせてしまうゆみキャリってば…いったいどんなんなのぉぉ!!!
(見てないのか!)(すみませんエリックにいっぱいいっぱいで)(平謝り)

オサさんの声でWhere in the worldが奏でられると空気が変わるというか
劇場中を歌声で包み込んで支配するというか。
地下に棲みついた怪人では想像できないくらいに、とっても前向きな曲で。
メロディも、歌詞も。
だから音楽によってエリックは守られてきたというべきか育てられてきたというべきか。
母に代わるべきものであったことには違いないだろうと思うのだけど
直接的に自分に投げかけられる励ましであったり言葉等ではなく、
それこそ包み込まれるように浸透し癒していく音楽の力、を感じました。

あぁ、本当にすごいよ春野寿美礼……天使の声はあなたの声のことを言うんだよ…と何度胸の中で叫んだことか(笑)


因みにここの場面、控えながらも表情豊かに(派手なアクションはなしで)芝居する従者がいいです。
出来ればもっとみてみたいのですが、エリックとキャリエールでまだていっぱいで…(涙)
オペラに飛び込んできたかりやんの顔芸(顔芸違うよ)に胸打たれました。

ホントはみつるが見てみたいのですが、みつるは遠くて見れません…
その代わり、クリスを連れて逃げるエリックを守るべく警官をやっつけるみつる従者のあまりのかっこよさに毎回クラクラしています。
あのコいつの間に男の子から脱皮したんだー!!!!


彼らはエリックが拾ってきた浮浪者(爆)つーことですが、私は脳内で「拾ってきた孤児」と変換して聞いてます。
で、彼らはエリックの顔は見たことあるのですよね?
でもきっと彼の美しい魂と美しい声と彼の奏でる音楽に魅かれて地下に留まっているのでしょう。

なんかねー泣けてきちゃうんですよ。
オペラ座の地下に領地を作り(発想がまるで子供のままで)森を作って、従者に鳥の鳴き声をさせて
悦んでいた彼を思うと。(ひとしきり泣く)


さーそしてカルロッタですよ。
タキ&ひーコンビ最強です。
最強すぎて組んだことあるのか?!と思ったらアーネストインラヴで共演済みでした。
なるほど(いやそれにしても)

そしてこのカルロッタの歌が迫力アップしておりまして、圧巻です。
花組生飲み込まれちまってます!
飲み込まれてるんだけどしっかりと噛み合っているからとても楽しい。

私は初演を観たときに「組長がこんな大きな役をやってはイカン!」と密かに思っていたのですが
今回はそれを全く感じなかったです。むしろもっとやれー!ぐらいに思いました。(笑)


カルロッタのアクが強ければ強い程、クリスティーヌの純真さが際立ちます。
このバランスが絶品なんです。
「あなた農場育ち?」「はい!」
「私の衣装係にしてあげるわ!」「ありがとうございます!!」
…こ、こんなベタな会話で純真さを表現できる彩音に私は猛烈に感動しています。
わざとらしさが拭えないであろうこんなシチュエーション。
素で純粋なのが良いです〜。
(春野さんも出来るかしら…)(想像)(出来ませんでした)(号泣)(ファン失格)


そうそう、楽屋番のジャンクロードがいい味出してます。
穏やかで静かに見守っていてくれるような存在。
さおたさんがジャンクロードジャンクロードがさおたさんかと。
いつか花組の組長に……(ロザリオに祈ってみる)





というわけで、今日はこのへんで…。(次回はHomeからで頑張ります)(いつになるのやら)