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買ってきました。やっぱり。
アパシネマニアとしては、やっぱり雨が降っても槍が降っても買いに行かなくてはね。
で、見ましたよ。
うぉーーーーーー泣いた泣いた泣きましたとも。
ウルフとアンナの最後。
「愛してる」
「私をだましてる?」
「愛してる、何度でも言うよ」
のくだり。
もう、ずっと。切ない。切なくて優しくて涙が止まりませんて。
優しくてまっすぐなウルフの眼差し。
アンナの表情がねー、またいいんですよ。グッジョブです。グッジョブTCA!
で、DVDで見ると、レオナードと奥さんの関係がさらに濃く感じることが出来ました。
(やっぱりナマで見てるとウルフさん中心に見ちゃうから…ゴメンナサイ)
レオナードは奥さんを心から愛していた、
愛してたけど自分のせいで不幸にしてしまったという負い目があったから
だからあのまま…っていう迷いが生じたんだろうなーと。
テレビ局の取材にもウルフが「記憶がないんだっ」って言っても
それでもソファに自ら座って取材を受けたのは
奥さんに会いたかったからなんだろうな、と。
なんだ、ちっとも極悪人じゃないじゃん。
サラとレオナード、ウルフとアンナは
少年時代のスタンとイサクの青春よ再び、みたいな感じかな。
あ、こうやって言葉にするととても薄っぺらくなってしまうけれど、
もう二度と戻らない日々を一瞬でも味わうことが出来たと。
鮮やかに咲いて散る花のように儚い幻影。
シモーヌが亡きシュナイダーを待ち続けていたホテルコンチネンタルは
時を止めた異空間。
シモーヌの死と共に、やがて時間は流れ動き出す。
さて、ファントム稽古風景ももうそろそろかしら。