読みました。


(沈黙)


「爆笑」でも「半笑い」でもなく、深く清らかに澄んだ思いがその紙面に溢れていました。
打算も計算もなく
(瀬奈さんはちょっとお調子者な合の手を入れてしまうから誤解されやすいと思うのですが)
真っ直ぐに相手を思い遣る心同士が交わる温かさ。

瀬奈さんを包み込む春野さんの懐の深さは、やっぱり年の功かもしれません。
悪い意味ではなく、経験の差というか苦労の差というか。

もちろん瀬奈さんも苦労して努力してここまで来ているのだけれど
春野さんの背中を見てきた彼女には進むべき道が険しくとも見えている筈というか。

春野さんも背中に感じる瀬奈さんの視線に守られて進んできたというか

私はただの一ファンですから
月組の瀬奈さんに距離を感じて一抹の寂しさを覚えたりしたものです。
でも、きっといつかそれすらも良かったのだと思える日が来るのだと信じていました。

現状に満足してしまえば、そこで終わってしまうけれど
きっとその先に何かがあるのだと前進していくことに意味があるのでしょう。

花組トップスター・春野寿美礼
月組トップスター・瀬奈じゅんの未来にさらなる期待を寄せて。


これからは、私自身が月組の瀬奈さんをもっともっと純粋に楽しめるような気がします。
花組での経験が0になるわけではなく、それを持って他組で活躍してくれるのだと。
それまで培った絆が切れたわけではないのだと。
頭では当然だと思っていたはずの事を、本人同士が言葉にするだけで
こんなにもすっきりするものなのか、と(笑)
今更ながら思いを言葉にすることの重要性に気付かされます。


今回のこの対談で、オサアサファンの行き場のない思いも少し報われたかな、と。
(あまりの報われなさに一時「オサアサ」なんてものに嵌ってたことなんてなかったんだと
 自己暗示をかけていた時期もありましたから)(笑)



写真も気取りがなくて、いいですね。
OSAASA爆笑相談トークバトルを思い出しました。
本当に懐かしい。
あれって何年前でしたっけ、ついこの間のような気もするのに、とても昔のような気もしますね。

あの頃に比べて、二人の紡ぎだす言葉の一つ一つが重くしっかりしているような気がします。
やんちゃな悪ガキが成長して、大人になって、みたいなね(笑)


オサアサは永遠に不滅です。て、本気で書ける。今なら書ける!!