あー、やっと辿りついた。
今宵一夜です。

オスカルは流れ星を見て「アンドレアンドレ!!」と隣りの部屋?にいるアンドレを呼びます。
呼ばれてから窓を覗いたって流れ星は見えないと思うんですが……(一応ツッコミ)(←礼儀)


そのアンドレを呼ぶ声がまるで子供の様に純粋であどけなくてね
アンドレがそっとオスカルの肩を抱くのですが、その後姿…


アンドレに触れられた瞬間、オスカルがビクっと身体を振るわせ、
子供から大人の女に変わるんです。
(男装の麗人から女、ではなく子供から女)
で、アンドレはもうずっと前から大人。大人の男なわけですね。
春野さんがやると男臭くはならず、美しさと品の良さが隠しきれないのが問題ですが…
その肩に置いた手にオスカルをすっぽりと包みこむだけの優しさと包容力を感じました。
胸がきゅん、とする瞬間です。


そしてオスカルに愛を告げられた時のアンドレの嬉しそうな表情。
毒ワインの場面であんなにも打ちひしがれていたアンドレの瞳は歓びに濡れてキラキラと輝き
この世の幸せが全て舞い降りてきたかのように眩しいくらいの笑顔。
紡ぎ出す歓喜の言葉は生き生きと。


今度はオスカルをしっかりと抱きとめて、オスカルもアンドレ
まるでそこにある愛を幸せを確認するかのようで、そんな2人がとても愛しいです。



愛あればこそのデュエットは心地良く、柔らかく、オサドレコムカルバージョンでの愛を表現。
頬を寄せた後で近づく二人の顔(超小顔!!!)の美しい事といったら!


互いが互いを思い合う優しさが溢れ、安らかで優しい愛が1つになった喜びの今宵一夜。
幸せ度が高すぎて、「進駐前夜」の「一夜」であるもの哀しさが殆ありませんでした。
若干ノー天気です。2人とも(笑)


でも本当に優しくて、こんなにも温かな今宵一夜は初めてです。
コムオサのキスシーンはやっぱり上品で記念に家に持って帰りたい程の美しさでした。
幕が閉じる寸前、アンドレの袖?をオスカルがきゅっと握りしめるところが激ツボです。
かわいい。オサコム。



(オサさんも体温低めだと思うんですが、コムちゃんも低体温で驚きました・笑)
(この低体温の2人がこれほどの温もりを表現するなんて感動です)
(ていうかこの2人では萌え燃えあがるようなラブシーンにはなるわけない) 


次いでパリ市街場面。
橋の上にいるアンドレが偉そうだと某所で書かれまくっていましたが
確かに、ものすごいスターオーラを出していました。(笑)

橋の下にアランがいることすら気付かないほどです。
(いやアランの軍服がほかの衛兵隊士と差がないから仕方ないのですが)


ここでも「この戦闘が終わったら結婚式だ!」とオスカルに言われた時のアンドレがねー
ふわぁ〜って小さいお花飛ばしてそうなくらいゆるゆるの笑顔になるんですよ!
超可愛いです。
アンドレが可愛いってどうなのよ!て気もしますが、いいんです。しあわせだから!



アンドレが撃たれてから歌う「心の人オスカル」これがまた絶品というか…
歌詞通りのオスカルの姿が浮かんでくるんですよ。
コムちゃんのオスカルが本当に美しいということもあると思いますが。
目の見えなくなったアンドレが、心の瞳でずっと描き続けてきたオスカルの肖像が
あたかもそこにあるかのように
凛々しく清廉なオスカルの姿が鮮やかに思い浮かぶのです。



オサドレの柔らかな歌声とコムカルの絶叫と。
2人が幸せであればある程悲しく辛い場面です。


でもオサドレは死ぬ時のポーズが硬直していて、若干(若干か?)不自然でした。
欄干が信用出来なかった模様。
(気持ちはわかりますが、オサさんの体重なら大丈夫だと思いますよ)(今更)


その辛さを闘志に替え、バスティーユに行く流れもコムカルだと説得力あります。
低体温なコムちゃんが激しい熱を帯びる群舞です。


で、そんな白いキラキラの軍服で闘ってたら標的になって撃たれちゃうって心配するのですが、
案の定撃たれてしまいます。


アンドレ、手を貸してくれ
  お前の耐えた苦しみなら私も耐えて見せよう」
アンドレアンドレ
 …もうお前はいないのか…」


コムカルを見守っていた時の慈愛に満ちたオサドレの優しい眼差しが思い浮かぶのです。
そして銃弾に撃たれ、もうこの世にはいないアンドレを求めて手を伸ばすオスカルを
優しく温かく見つめるオサドレの柔らかな表情…



最期、満足そうに幸せそうに目を閉じるコムカルに涙。



そうよ、2人は天国でようやく安らかに結ばれることが出来るんですもの!!


(というわけで続く…)