わかってはいたことだけど、もう…



あすかと組んだ時のオサさんが好きでした。
張りつめた空気、魂と魂がぶつかりあい火花が散り、そして通い合う心と心。

そんな芝居を毎日毎日繰り広げてくれていました。


瀬奈さんが花組から離れて、実質オサアサコンビが見られなくなってから
オサファンの私の花組観劇の楽しみといえば、オサあすかの絡み(主に芝居)、でした。


たとえ一瞬でも心を通い合わせる芝居をすれば
私はチケット代も惜しまずに出しました。

エスペランサの初日あたりは「……」でしたね。


あすかには遠慮が見えたし、春野さんにはいつもの冷たいバリア(笑)が見えていました。
それが、いつ頃だったでしょう。
東京に来てからだったかな。
いつ頃からか、フラスキータとカルロスが再会する場面にじんわりと温もりが出て来るようになりました。

二人が相手を思いやる気持ち同士が通い合って、温かく優しい空気を生み出していました。



その時が花組でしばらく見ることが出来なかった「お芝居」でした。

これが見たかった、こういうのが見たかった、空気が変わる芝居が見たかった。




春野さんの鋼鉄のバリアを熔かす人、希望します…