何故今更になったかというと、ずっと消化しきれない思いを抱えていたからです。
時間が経ち、じゃぁその重いが消化したかというと、まだ膿んだ鈍い痛みを伴って傷が残っているのも事実です。


えーと。千秋楽公演。とても楽しみました。
盛り上がってました。
春野さんの分身、弥生ちゃんの演じる白いドレスの少女が水色の箱を目にいっぱい溢れる涙を堪えて大事に大事に抱きかかえる姿と
やす君の演じるアルルカンがそれをとっても優しく優しくそして少し寂しそうに見つめる場面がとても好きでした。
欲しいものを取り戻して、幸せなのにそれは切ない痛みを伴って。


MyHeartのカンパニー、塩田先生、ダンサーの皆さん、コーラスの皆さん、オーケストラのメンバーの皆さん、スタッフの皆さん達からとてもとても愛されて守られて春野さんの新しい旅立ちが始まったわけです。
その新しい第一歩。


ほんの少しのほんの僅かな一部のファンの人達に踏みにじられてしまいました。

赤信号なのに車が来てないから渡ってしまうかのように。
ゴミを路上に捨てちゃいけないってわかっているのにゴミ箱がないからとそこに置いていってしまったように。


その人にとっては本当に些細なことなのかもしれない、春野さんの歌が終わった途端に席を立ってお手洗いに駆け込む人達のなんと多いこと…。

でも、あ、あの人が席を立っているから私も行っていいのかな?
まるで連鎖反応のように席を立つ人達。



舞台を見て欲しかった。
舞台と客席の空間が共有されて高揚する至福の時間を一部の人に壊されてしまったこと。
そのことを赦せなかった頭の固い自分と。


どちらに対しても消化しきれない思いがわだかまっていました。


とはいえ、生理現象ですから(笑)仕方ないといえば仕方ないんですけどね。観客が春野さんのファンで埋め尽くされていることを考えればそのタイミングしかなかったのかもしれないですしね。
自分も観劇中に具合が悪くなって医務室に駆け込んだこともありますから、他人ばかりを責めても仕方ありません。




それでもメンバーの皆さんはおささんもおささんファンも一緒に愛してくれました。梅田でダンサーメンバーやコーラスメンバーを盛り上げ掛け声がかけられたのは嬉しかったですね。


MyHeartカンパニーは最高でした!!
楽しいコンサートを本当に有難うございます。