狸寝入りの波越警部の襟をつまんで立てる明智さん。
悪戯っぽく瞳がきらきら輝いて楽しそう。
波越くんと楽しそうにじゃれあってたかと思うとふと黙り込んで「一つ聞いてもいいか?」と切り出す。その深刻さを動じずに受け止める波越くん。
親友だって説明がなくても、その関係性が見ている者にすっと伝わってくる。
すごいなぁ、壮くんの器の大きさを改めて思い知る。凄い人です。

酔っ払い潤ちゃんはソファの上に正座。
…こらこら、それまでのシリアスな芝居が台無しな可愛さではないですか!
次こそ、この人のお茶目な部分や華やかさが引き立つ役に巡り合えますように。

少年探偵団のかわいこちゃんたち。
「おめぐみをー♪わー」と笑いながら2階席を見上げてくれる。
ふわぁ…激カワ!!!ていうか幸せ!!

上野公園のお金持ちまりんはせいちゃんにお金をいっぱい渡し、3回チューをおねだり(爆)
エロオヤジにも程がある!(ていうかまりんちゃん…ほんとに女の子なんだよね?)(疑い)
そしてちゃーちゃん。
売店のおやじ&おばちゃんコンビをどんな言葉で褒め称えたのだろうか…
即まんじゅう完売(爆)にんじんも3本くらい持ってかされてた……
ていうかそんなに貰ったんなら浮浪児に分けてやれーーーーー!!!!と思うのは私だけだろうか…。

空飛ぶ車。
組総見だし、何かあるかなー?と思ったらおしゃべりだけで大きなアクションなし…
(そりゃそうだよ、ゆうちゃんと彩音たんが歌ってるんだからさ!)
というわけで、歌い終わってからセットが閉まるまでの間に白いお饅頭(肉まん大)登場。
えりたんの前をちらつかせて「ほーらとってごらん」の世界。
……いちゃつきすぎですからっ!
よそ見運転どころじゃなくて、事故りますからっ!!


飛んで飛んで最後。
帽子のつばをピッとする前にほんの少し躊躇する明智さん。
明智さんを見守る花組生全員が愛しいのだ。
ウルウルの泣きそうな目で見守る子(みつるとかネコちゃんとか半べそです)もいれば、復活を信じる波越くんは真っ直ぐに強い眼差しで見つめてたり。

花組、いいなぁ、と。大好きだなぁ…と胸がいっぱいになるのだった。


そしてTUXEDOJAZZ。

幕開きからオケの一部かのようにきっちり入る美しい拍手と手拍子(陶酔)。
まるで舞台に参加してるような錯覚を覚えるからこの総見がとても好き。

会のない下級生たちも心なしかいつもより2階席を見上げてくれているような(勘違い)
この熱気よ舞台に届いて一つになれ!と。


仕立て屋の恋で総見お土産の白タオルをポケットにかけて登場。
ボロボロのくにゃくにゃになりながら、えへ〜と白タオルを見せびらかす。

白タオルには「FLOWER」とロゴがあって「O」の部分が赤いハートになっている。
ぶっちゃけ、すごく可愛い。(笑)

まっつにも見せびらかし、サイズを測る彩音にも見せびらかす。
オレンジのスーツのめおちゃんが来てタオルを見せびらかし
ヘンテコリーゼントのGジャンみつるにも見せびらかし。

最後はそのタオルを奪おうとするまりんやみつる達から守るようにぎゅーってタオルを抱きしめて下手まで移動。
タキシードのゆうちゃんの汗を拭いてあげて(ゆうちゃんは汗かいてません)、自分の汗(汗いっぱい!で額がキラキラ)を本当に拭いちゃうオサさん。

にこにこにこにここのまま溶けてしまうんじゃないかってくらいに蕩けた笑顔で楽しそうなオサさん。

2階席も「きゃぁー」って喜びながら、メロメロに蕩けてた。
春野寿美礼の笑顔には完敗です…。

それにしてもこんな遊びをしてくれたことなんて、いまだかつてあっただろうか。
さすがオギー。生徒と客に甘い。甘すぎる…。


そして黒タキ。オサさんは髪を撫でつけながら背を向ける直前に2階席に向かってバチン。強烈なウィンク。

コンチネンタル、手拍子はなかなかぴたっと綺麗には止まらなかったけど、銀橋の入り初めから「ハイ、どーぞ♪」と2階に手を向けてくれる。手拍子を打ちながら心躍る。
指揮者がオサさん、ファンが楽器。
そして、銀橋のセンターで投げキッス。


ファンて幸せだな、と感じる瞬間。

歌声に酔い笑顔に溶かされ愛が溢れる。


ナイトジャズも絶好調に酔う。頭の奥が痺れて、なかなか現実に戻れない。



そして、出待ち。
ハッチさん曰く「晴れ男」。いやいやはれのすみれですから(違)
春の嵐だと予報があったにもかかわらず、雨はほとんど止んでいる状態で傘もいらない状態。
さすがです。

程なくして、ゆうえりみわまつの4人がダッシュしている…???マーク飛びまくり。
タオルを首にかけて、オサさんの車の前にスタンバイ。


車の前でオサさんは黒いタオルをブンブンと頭の上で振り回し、皆にロゴを見せた。
そして4人と握手をして、えりたんの頭をぽんと叩き、満足げに乗車すると、再び窓からタオルのロゴを見せて劇場前から去っていった。まるで、そよ風みたいに涼やかな心地よい余韻を残して。