…語り足りてません。
いくらでも語れます。(さすがオギー)


オギーは結構高めのハードルを設定したなって思うのですよ。
オサだけじゃなく、花組生達に。
ていうかもえりはそんなに歌ったことないですから!!
さあやは最近使われ始めてきたけれど、わかなもまぁくんもだいもんも大劇場でソロなんて歌ったことないですからー!!(あったらゴメンナサイ)


経験の少ない未熟な若手を多用。
おかげで中堅層が割り食ってましたが(オギーはある面からすると鬼)
もえりはアンタッチャブルでソロを歌ってますが、正直言って歌詞が聞き取れません!!(笑)わかなもまっつとデュエットしてますがデュエット自体経験が少ないのでしょう…声質がぜんっぜんあいません!!!(笑)
まぁくんにいたっては…最後まで歌詞が聞き取れませんでした。
「…」?????「世界歪んでた」?「捻じ曲がる」?

……東京でリベンジします。(私が)


そしてオギー作品には必ずと言っていいくらい存在する主役の「影」。
タランテラでは桂ちゃんだったりバビロンではちえウメだったり。
今回、それがまっつなのです。


いや、実はずっと気付いてなかったです。…すみません。
でも窓から出てくるのはオサさんとまっつで。
プロローグで彩音ちんを置いて行っちゃうオサさんの代わりにセンターで歌うのもまっつだし。
水の中で踊るオサいちかと対称位置にいて歌うのはまっつとわかなだし。


いやきっと雰囲気が似てるし(細面の上品な雰囲気が)(痛)歌えるし、の人選だと思うのですが……わかりづらかったです。
(そういえばゆうちゃんの記憶も薄い……)(ゆうちゃんは黒タキで娘役引き連れて踊ってるところが印象的だったけど)
ゆうちゃんはちょっと可哀想。出番は多いんだけど、歌ってるソロの曲、ほぼ全て春野さんと被ってるし…
ゆみこは歌で春野さんとの歌の相性がよかったから、歌に関してはエネルギーを全てぶつけてこれたというか遠慮がなかったからある意味拮抗出来ていたんだと思うのです。でもゆうちゃんにはそれがない。「2番手」としての勤めは果たしていると思うのですが。華やかだし、歌も上手くなったし。春野さんと組んでいる時も「対春野寿美礼」にはならないで、つい立ててしまうのかしら…。(気持ちは痛いほど分かるが…)
それでも壮君は波ちゃんあけちゃんの時は対等に並んでいるわけで。
ゆうちゃん…頑張れ!


まっつもゆうちゃんも、もう少し春野寿美礼を食ってやるくらいのアグレッシヴさが欲しいかな。


その点みわっちは端から春野寿美礼には敵わないと思っているのか(爆)どうかは知りませんが、セリあがってきた時から春野寿美礼を食いつくさんばかりの勢いで攻めてきます。すごいですよ愛音羽麗!!!
あの時のみわっちまじですごいです。ラヴ…!!!

しかも千秋楽映像で初めて見ましたよ、ニュー鬘とかいうシロモノ!すごい綺麗じゃないですか!化け物風味が薄れて(酷)魔物風で。すごい綺麗〜!!春野さん嬉しそう〜(美しいもの大好き〜)



まぁ個々に言いたいことはほかにも出てくるのですが(春野さん…千秋楽映像見て驚きました…全然翻弄されてないじゃないですか!!!!ナイトジャズ、初日と全く違う場面になってますよ!!!!!)(白目)それでもこの作品が好きです。
明るく雑然とした舞台にほんの少し含まれた毒は甘くて、それを毒と気付かないままに、その混沌の渦に飲み込まれるように中毒になるような
そして、すれ違うばかりの中でほんの一瞬だけ触れ合う指が温かくて、その温もりを感じた僅かな幸せを永遠に忘れたくないと思うようなショーです。



幸せだけ選び取ってくれたら
この小さな手に残されたものなど
少しだけ