オサアサが同じ舞台に立つのは何年ぶり?
2004年のTCAスペシャル以来かしら。(運動会は除外)


いつもいつもいつだってすれ違い。
アサちゃんが立派な月組のトップさんになるまで、花組のオサアサコンビをファンが惜しんだりしなくなるまで。
封印されてきたであろうオサアサ並び。


そういう理由と、春野さんがトップ5年目(爆)ということも相まって、今回は相当無理して行きました。無理したのはチケット代ではなく、自分のスケジュール。


結果。
無理して本当に良かった…………!!!!

松本悠里様率いる専科のお姉さま方の貫禄ある若衆と美女達(爆)の踊りが終わると曲調がかわり幕があがる……
そこにいるのは選ばれしトップスター達。
そこに2人が並んでいる、それだけで嬉しい。懐かしい。



タモさんトップ時代は悪ガキみたいだったオサアサ。
悪戯っぽく目配せしたりウィンクしあったり、
舞台で二人が並んでいるだけで、何かをしでかしそうな空気があって。
客席もそれを期待していて(笑)

春野さんがトップになってからそういうことも少なくなっていってしまったことを考えると、私の中で史上最悪に不快だった作品「天使の季節」もアリだったのかもしれない…かな、とか寛大な気持ちになってみたりして。(笑)(ならねーよ!)



そんな瀬奈さんも今は月組の頼もしいトップさん。そしてとうこちゃんと水さんと。
しかもそろいも揃って美しい若衆姿。
身長も凸凹してなくて没個性って言われたらそうなのかもしれないけど、4人の並びが純粋に美しい。
三人官女か五人囃子…?(←人数違うし)
並びがお人形さんみたいに揃っているのに個性があって味がある。
何度も何度も繰り返し眺めては愛でたい並びでありました。
ここにかしちゃんが加わったところが見てみたかったなぁ。(そういった細かい願望を言い出したらきりがないのは承知の上で)

就任順でも学年順でもオサさんの隣にはアサちゃん。




…落涙。




ただ2人が隣に並んでいること。それだけ(笑)
男役同士、友情モノとかで絡んで芝居するわけでもない、
ましてオスカルとアンドレを演じるわけでもない。
でも2人が並んで舞台に立っている、しかもトップスターとして。
ああこれが見たかったんだー。
たったこれだけのことなのに、今まで見せてもらえなかったんだ(笑)


それでも一部はオサアサ&寿美礼の若衆姿(違、くない!)を記憶に留める作業で手一杯でね、トップ並びも2回くらいさぁーっとチェックしてそれだけでした…。
本当はコンビも堪能したかったのに!!(とうあすファン失格)

(後でスカステチェックしたら、とうこちゃん振りを一瞬忘れてた…?
 一回こっきりのイベントで日舞までさせられるなんて酷い劇団だな!!って思ったものよ)
(とうこちゃんなんて病み上がりなのに芝居までさせられてるし…)

芝居は桂ちゃんが悪女っぽくて(暴言)、本当にとうこさんのわたる(ひらがなで書くと爆笑)役を殺すつもりなのかと思ったが、違ったんだなー。(最期の独白のところの桂ちゃんは可憐で可愛かったですよ)イシちゃんの役が主役なんてムゴイ。ムゴイよ一三先生ー。
場面転換で歌う琵琶法師がシビさんだったので、てっきり私はオギー演出なのかと思ったら(いくらなんでも単純すぎる自分)谷演出でした。(爆)(あやまれ!今すぐオギーにあやまれ!!)

2部はOGコーナー。
OGと現役生のトーク絡みが見たかったけど、「トークで××分押し」が恒例になってしまったので1人トークが主になっていたらしい。(ツレさんは1人でも長く喋りそうだ、と思いながら見ていたら一番長いのはカリンチョさんでした・爆…歌は素晴らしかったのにートークはまとまってませんでした)(そんな中、OGの中では最下級生であったマミさんが超緊張しまくってて可愛かった…あんなオロオロしてるマミさん久々に見た)
どの方の歌も懐かしく楽しく聞かせていただきました。
豪華なOGメンバーでしたねー、もう卒業して何年も何十年も経っているのに衰えぬオーラ。それぞれ個性的なもので、やはりトップになる人はトクベツなんだなーって改めて思いました。


3部は現役生による名曲メドレー。
ゆみこが緑着てるのがやっぱり寂しい。でも頼もしくてそれは嬉しかった。
しかもゆみこが華やかに見える………2,3番手グループの中で歌声の心地よさと安定感は抜きん出ていたし、今後にも期待してます。

そしてトップさんメドレー。
春野さんは「愛の歌」…ええ声ー。
高い音を響かせる時にやっぱり顎を上げてしまうので自己陶酔してるように「見え」てしまうのが惜しいの。
もう一つ。銀橋を渡るとき、まっすぐ前(=客席から見ると真横)を見過ぎなんじゃー!!!!
逆側から見ると、鼻筋すら見えないんじゃー!!!(笑)

美しい後頭部は見えますけどね、美しいお顔をもっと見たいですよ…
(そして帰ってスカステチェックしたら案の定…
  スポットライトがあんまり顔面にあたっとらんのじゃー!!!!)

他の生徒さん、もう少し客席側に顔を向けて渡られてらっしゃいますよー…。
(何年トップやってるんですか)(爆)

そしてフォルテでいこうって曲(ブンブンバンバン言ってておもしろーい)でトップ4人が歌います。
この4人並びがまたもー懐かしいのなんのって、数年前のTCAとかを観ているようなそんな気分。
で、これもスカステでチェックしてたら、春野さんだけ最後違うパート歌わされてるようで、綺麗に声が重なり合ってハモるのが良かった。声質があってるトップ4人っていうのも貴重かと。


各組ごとのメドレー。
彩音ー。歌ー。よわよわ。化粧ヘン!でも可愛いから許す!
(でもトップ4人のあとに出なきゃいけないなんてプレッシャーだったに違いあるまい)(よく頑張った!)(彩音はとことん甘やかす私)
えりたん。えりたんが歌うまい?!…素で驚く。雪組時代で上手かったという記憶がないので、花組に来て練習した?モンマルトル、良かったー。次回公演が楽しみになりました。
ゆうちゃん。手拍子もらってました。よかったねぇー(目を細めつつ)
数年前と比べて一気に花組主要メンバーが変わってしまったけど、実際春野さん自体が残っているので他組程違和感が残らないんだろうなーって気がします。

月組のきりやんだけ持ち歌を歌ってました(ちょっと違う)伝説のノバ新公を見た者ですが、今の方が歌の表現に深みがあっていいと思います。(やっぱり持ち歌じゃん)

あ、あともう1人持ち歌歌ってる人がいましたよ!
丘の上のジョニーのチエ(→違います)
壁に手を置いてよりかかりながら歌うんだけどやさぐれっぷりが素敵!しびれる!
でもちょっと壁遠すぎやしないかい?(笑)

あすかが歌ヨレヨレしてた。
オペラで見たら目が潤んでた。緊張してるのか?具合悪い?
ちょっぴり心配でしたが、あすかはヨレヨレしてても可愛かったです。
隣にしいちゃんとチエが並んでくれてからは心配もふっとびました。
いやー星組の男役さんってなんであんなに頼もしいんだろう。素敵。


そして再びトップさんの持ち歌(になるであろう)(違)名曲披露コーナー。

水さん「サヨナラは夕映えの中で」 
 とにゃみと風共ですか。とにゃみはスカーレット経験者ですものね!

とうこちゃん「花に散り雪に散り」
 ん?花吹雪恋吹雪歌おうと思って間違っちゃったのかな?(違います)

アサちゃん「風になりたい」
 以前よりアサちゃんがマリコさんに似てる説(タータンにもたまに似ていた)が実証されました。

オサさん「愛と死の輪舞」
 今年のTCAの頃は歌えなくなるでしょうから、今のうちに歌っとけ、なんでしょうね。

イシちゃん「パラパラ」
 イシちゃんの持ち歌は「パララパララ」か「あああ愛は愛は燃えて燃えて」
 いい曲だよなぁ。

そして逸翁讃歌!
私の大好きな逸翁讃歌!!!歌詞はどうでもいいの。あのメロディラインが大好きなの!
寺田瀧雄先生ばんざい。



今回の逸翁スペシャルでは、これまでのイベント系に出演していた春野さんと比べて力が抜けているというか、醸しだす空気が柔らかくなっていたような気がする。ほんの僅かな違いだけど。歌声も優しげで気負いがなくって心地よい。

オサアサ効果?
年の功?(笑)

それともやっぱりあれかな、一三先生が見守ってくれてるからなんだろうか。


そうそう、最後にOGが入ってきた時にオサアサ側の最上手がヤンさん!
オサアサが素でにっこにこで顔を見合わせて詰め詰めしてるのが超可愛かった。
ヤンさんの前では悪ガキンチョみたいなオサアサ。

幸せで胸いっぱいの逸翁デー。

一三先生ありがとう!