青年館見てきました。

いかにも小池作品…で、内容はぶっちゃけ中途半端で浅はかだし、演出も効果もどこかで見たような使いまわし風の演劇。
でも小池先生は大劇場サイズも小劇場サイズもそのハコの大きさにあわせて変幻自在に舞台を使いこなせる才能の持ち主だと思う。凄い人です。

そしてもう一つ凄いのがキャストの使い方。
番手とか路線とか全くお構いなしに役付けをするわけでもなく、でもその生徒の素材や個性を輝かせる手腕に長けた人だと思う。
この先生、どうやら稽古場で毒舌極まりなくとても厳しいらしい。
うちのめされている生徒は数知れず…


脚本レベルは低いけど、この人はやっぱりもてはやされるだけの才能と見る目を持ってるのだと思い知らされた。自分の作風とか感性にぴったりあう生徒を使って(悪く言えば贔屓して)良い作品を作る先生もたくさんいるけど、それとはまたちょっと違う。


まぁくん。
今までまぁくんて、正統派ででも男役にしてはナヨっとしてて背は高いしスタイル抜群だけどどうかなーって感じのコだったのに、今回はキラッキラ男の子の輝きを見せてくれてました。花組下級生が充実していて今後も安泰だと思わせてくれたことに感謝。



由舞ちゃん。
劇中はファンキーな女の子(セリフは少ないけど)でとても可愛かったー。でも一番はフィナーレの黒×ワインレッドのドレスのダンス。としこさんと対で踊るその姿は可憐で裾さばきも美しくてただただうっとり。もっと使ってほしいんだけど…。
博多マラケシュのアマンは珠玉のキャスティングでしたよ…(思い出し萌え)




時間がなくなったので今日はココまで…続きはまた後ほど。