アーネストインラブ、観劇。
1幕のたるたるでゆるーい展開に「どうしようこのまま笑えなかったら…」と心配したものの
それは杞憂に終わりました。
2幕はポンポンと話が展開し、登場人物が関わりあって行き飽きることもなく楽しめました。

特にアルジャノンとセシリィのイっちゃったカポーぶりには…もう…(赤面)
蘭とむ、役得!
最近、迷走しちゃう役を宛てられることが多かったかなーと思うのですが
ヘラクレスとか、ギュンターとか東宝ロケットボーイとか…いや好きでしたよ)
久々にとむの柄にあった役が、彼女の良さが映える役がきたなぁ、としみじみしてしまいました。


一花セシリィも可愛かったですね。
蘭とむの腕の中にすっぽりと納まる様は「萌え」、としか表現出来ないむず痒い愛しさが…


樹里ちゃんのアーネスト。
貴族に見えないぞ〜ってところとか、ありましたけど
喜劇だけに終わらず、表現するところはがっつりとアピールしてくれた最後の曲や
デュエットダンスやカーテンコールに鳴り止まぬ拍手を聞いて


ああ、良かったね、樹里ちゃん。

笑顔の分だけ苦労も努力も重ねてきたであろう樹里ちゃん。

最後にこんなに愛されて、本当に良かったね、と。


心から拍手を贈ることが出来ました。



あすかグェンドレン。
セシリィが美味しい(娘役の可愛らしさが出る)役なので、ちょっと割を食った気もしましたが、
それでもスタイルは抜群でマーメイドラインのドレスが本当に良く似合っていたし
コケティッシュな感じが良く出ていたかな、と。
ただ樹里ちゃんとの並びは、良くも悪くも兄妹のようでした。
可愛いんですけどね。


物語の最後にアーネストを包み込むように抱き締める様に歌うグェンドレンは
包容力のある懐の深さを感じさせる(私の)理想の娘役。


マラケシュのくまくまファティマにも感じた、母性。


女性の魅力の原点だと思うんですよね〜。
包容力のない女性って、同性から見て魅力を感じないんですよね。
「男性に守ってもらわないと、女は弱いんです」じゃダメ。

体力は確かに男性のがありますよ。
でも心って絶対女性のが強い(図太い)。

そこらへんをたおやかに演じて貰いたいわけです。
男役さんを包み込んでほしいわけですよ。




……で、なぜか天の鼓のDVDを見てます。
いいなぁ。伊吹×虹人…。(おさゆみ観るつもりが…)


やっぱり、好き。オサあすか(笑)。