ああ、全然大劇場の感想がまとまらないうちにあけてしまいました。
花組東京公演初日。

久しぶりに見るファントムは、花組の個性がさらに色濃く出ていて
各キャラクターそれぞれの人生が深く想像を掻き立てて、
なんていうか…マニアなリピーターにはたまらない作品となっておりました。


以下、メモ書き。


従者…マメの最大の長所でありそして最大の欠点であるところは「他者と違いすぎる」ことではないかしら。
周りと同じ衣裳を着て、同じような設定のはずなのに、明らかに毛色が違う(爆)そしてリアクションも違う(爆)

エリックがカルロッタに悪戯した後、大劇場ではまぁくんと悪戯っ子的笑顔で合図しあっていたのだけれど
東京初日にしてまぁくん&反対側のみつると悪戯っ子な笑顔を向け合っていたので、嬉しかったです。
容姿担なみつるとまぁくん従者。
玄人風かりやんとまめ従者。
ガタイならいらいしゅんさま従者もものすごく良い味を出していると思います。
オサエリックの人選だと、バリエも広がるよね!みたいな。

従者と言えば、カルロッタを殺した後のお直しタイムが
エリックの機嫌を良くするための「おさわりタイム」でした。
必要以上?に整えるとか、そういうレベルではなかったです。既に。



…そして本当に機嫌が良くて可愛いエリック(惚)。


このお触りタイムだけは、超腐った視点で堪能しています。
   

仮面を外して、とクリスに懇願されたエリックは
「もう二度とそのことは口にしないでくれ」とそっと穏やかに言葉を返すのだけれど
その時、震えていました。

クリスのMyTrueLoveを聴きながらも、震えは止まらない彼。
やがて、いつも哀しい時や辛い時ににそうしていたように
彼は瞳には哀しい色に潤み、そっと淋しそうな穏やかな笑みを湛えて。




MyMotherBoreMe
私はオサエリックの穏やかで温かな歌声に


エリックが生まれてきてからそれまで、
彼にずっと寄り添うように存在した音楽が与える力を思い知らされのです。

彼が闇深い場所に閉ざされながらも
ずっと人間であり続けられたのは音楽の持つ癒しの力ゆえなのだろうと。



彼の奏でる優しく温かな音楽は彼そのもの。
彼は神に遣わされた天使なのだから。